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初めて本当の緊張を知った時の事

人生で最初の舞台は、さほど緊張しなかったことを覚えている。

普段もそんなに緊張しない。

全くないわけではなく、程よい感じ。

だから「緊張で手が震える~」「胃が痛い」ってことはない。

アジア大会や世界大会の時でも、さほど緊張は感じなかった。

ただ、今までに何度か、

「緊張ってこれの事か~やばい、今、自分、メチャクチャ緊張してる~」

ということを経験したことがある。

ああいう時、手に力が入らないんですね。

全ての物が「重い」と感じる。



初めてそれを経験したのが、師匠の学校公演でした。

この学校公演と言うのは、

普段、「芸能」「芸術」を見るのが難しい、地方や山間部などにある、

小中学校の児童たちに、本物の芸能を見せるべく、

文化庁が費用を全て負担して、行う公演の事です。

師匠はこの公演で、全編、邦楽生演奏による90分の手妻公演を行います。

この公演でトップバッターを任されました。

しかも演目が世界大会の時の演目「七変化」。

会場である体育館に入ってくる児童は、

いつもの体育館と違う雰囲気に気分も高揚しており、

目をキラキラさせ、待っています。

僕は、この時、本当の「緊張」というものを学びました。

師匠の大事な仕事で、

邦楽の生演奏で、

目を輝かせている児童がいて、

しかもその公演のトップバッターで、

演目が世界大会の演目。

ストレス半端なかったな。

児童の喜ぶ顔が~とか言ってられなかった。

後日、学校から児童の感想文を頂きます。

「お面の演目が良かったです。」の一言を見るたびに救われた感じがしました。

大体どこの公演でも人気ランキングは、1位水芸、2位を植瓜術と七変化が競う形でした。



大きな緊張する舞台を踏めば踏むほど大きくなっていくと僕は考えています。

だからこれからも年に数回はとんでもなく大きい緊張のある舞台を踏んでいけるようにしていきます。

おそらく来月の舞台はそうなるだろう・・・

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2018.02.05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自分の事

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プロフィール

Taijyu Fujiyama

Author:Taijyu Fujiyama
名前 藤山大樹(ふじやま たいじゅ)
職業 手妻師(日本伝統奇術)

(公社)日本奇術協会 正会員・師範

2014年FISM ASIA 部門優勝
2015年マジック世界大会「FISM」の日本代表 部門5位
世界10ヶ国20都市以上で公演

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