辛く、険しい弟子修行を続けるコツ!?
世間では、厳しい厳しいと言われている師匠ですが、本当に厳しいです。
芸に対する事はもちろん、
「言葉遣い」「仕事の仕方」「お客様への接し方」「車の運転」などなど教わります。
教わるというよりは、普段、芸事以外は特に口を出さず、
弟子にドンドン仕事を振り、やらせる。
そしてミスした時、“滅茶苦茶” お叱りになり修正して頂きます。
その時、お叱りの度合いでは、叩かれるくらいは普通です。
こうして心と体に「プロマジシャンの仕事」を叩きこまれるわけです。
当然、師匠への不満が募ります。
実は、僕の入門前に、1人、弟子入門された方がいました。
その方は、半年続けられず辞めたので、知らない方も多いのではないかと。
僕の入門後にも、実は1人、弟子入門された方がいました。
事情通の方でも知らない方は多いかと思います。
何故なら・・・
「半年で辞めたから」 です。
こんな感じで、続かない人も多い。
ただ全ては自分の為。
やめていった人をあーだこーだ言うのはよくないですが、
僕としては、ここで辞めるようでは、仮に、ある程度の企業に入っても、
直ぐ辞めてしまうのでは?と考えてしまうんですよね。
まぁ一般企業で暴力があれば、すぐ裁判沙汰なので、その辺はないでしょうが、
メンタル面では、弟子修行と遜色ないほど、削られるのではないでしょうか。
だから僕は辞めなかった。
そもそも就職戦線も早々に離脱し、自分のやりたいことを仕事にしようとしてるんだから、
これぐらいは乗り越えないと。
それに怒ることは、凄く熱量がいります。
怒られた側に嫌われるという最大のリスクを背負ってまで怒ってくれるのだから、
有難いんじゃないかな。
…度合いによるけど。
僕は、その辺を溜め込まず、受け流していくのが上手かったんだろうと自己分析します。
あ、もちろん怒られたことは反省してます。
そんな厳しいと言われる師匠ですが、当然弟子入りしてよかったなと思う点も沢山あります。
そもそも今仕事が出来ているのは師匠のお陰だし。
今度はどんなことを習っていくかについて書いていこう。
2018.01.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自分の事
