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変わらないために変わり続ける

先日ラジオを聞いていたら「春木屋理論」というものを話していた。

春木屋というのは中華そば屋のこと。

春木屋では、お客さんに常に上手いと言われるため、

スープの味や麺の太さを季節や天気などによって変えているとのこと。

変わらず良いと言われ続けるために変え続けているそうだ。

これは芸事にも通じることだな~。

どんなにいい作品でも、変わらないと見飽きるし、時代に合わなくなってくる。

ある時の手妻は、かたくなに変わろうとしなかったから消えそうになった。

やり過ぎれば違うものになってしまうけど、少しずつ今を取り込んでいかないといけない。

ただし、このチョイスはかなりセンスがいると思う。

それにしても変わり続けるのってかなり体力入ることだよな・・・

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2018.04.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸道

舞台でしゃべる事

先日、久しぶりに師匠に稽古を付けていただいた。

弟子修行中、何回も見て、セリフも完璧に覚えている喋りネタだ。

稽古自体は無事に終え、一応実演許可を頂くことが出来た。

しかし、改めて舞台でしゃべる難しさを実感し、

師匠の喋りのうまさと作品の完成度の高さをまじまじと感じた。

誰でも「喋る」ことができる。

それが故に少し問題があると、僕は常日頃思っている。

まぁ自分が出来るのかと言われれば、出来ないのだが、意識は極力している。

意識高い系だからダメなのかもしれないし、マジメ過ぎるのかもしれない。

その言葉、舞台で本当に今言う必要があるのかもう一度考えてみよう。

ただ素で面白い喋りが出来る天才も少なからずいることも事実。

日々精進。

2018.04.26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸道

一流ホテルの御手洗に学ぶ芸心

しっかりお客様の事を考えている場所は、水回りを大事にしている。

特にお客様と接する機会が多い御手洗いはかなり大事。

ここに意識を向けられるかどうかは重要。

と僕は常々考えます。

例えば、いわゆる一流ホテルでは、

お手洗いに何度行っても手洗い場に水滴が全く無く、常に綺麗です。(各部屋ではない。)

勿論、必ずしもそうで無いかもしれないが、そう思わせるぐらい常に綺麗である。

細かい時間間隔で掃除をしているという事。

僕は芸も同じ事だなと思います。

お客様の事をどれだけ考えるか。

お客様からどの様に見られているか、見られたいかを想像する事が重要かと。

料理屋で欠けた皿に盛りつけられているだけでどんなに美味しいご飯も良さが7割減です。

ちょっとした事を真面目にやることが一流だと思います。

気を抜くと直ぐに乱れるから自分も気をつけないと。

2018.01.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸道

行く道の花

出社すると何故か着物が沢山散らかっていて、午前中の半分は着物を畳んで終わった・・・

何故そんなことになったのかと言うと、前日に学生に着物の着付けと畳み方を指導していたそうです。

じゃあその学生にちゃんと畳ませればいいのに・・・と心の中で思いました。

それはさておき、よく師匠はたわいもない会話の中で芸について話されます。

せっかくなので自分の備忘録もかねて、今後はここに書いていこうと思います。

今日は「行く道の花」でした。

手妻の本質は「行く道の花」だそうです。

「行く」と言うのは目的で、物語の結末のこと。

「花」と言うのが物語の間で起きる、事象のこと。

手妻は、もちろん結末もしっかりしていないといけないけど、そこまでの過程に何が語れるかが大事だそうです。

何もサプライズがある必要もないし、ビッグエンドに持っていく必要もない。

過程で伝えられれば観客はおのずと理解してくれる。

そんなことを、おっしゃっていました。

これを表現できるようになるには時間がかかりそうだな・・・

2016.05.11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 芸道

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プロフィール

Taijyu Fujiyama

Author:Taijyu Fujiyama
名前 藤山大樹(ふじやま たいじゅ)
職業 手妻師(日本伝統奇術)

(公社)日本奇術協会 正会員・師範

2014年FISM ASIA 部門優勝
2015年マジック世界大会「FISM」の日本代表 部門5位
世界10ヶ国20都市以上で公演

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