マジックを仕事にしてきたことについて
2度の世界大会に日本代表として挑戦して今があるわけだが、
結論としてはそのことが直接、現在の仕事に結びつくことはなかった。
まぁ世界大会で賞を取ってすらいないので、僕がこの結論を出すのは考え違いかもしれない。
ただ、もし今後、プロを目指す方で、世界大会にチャレンジしたいと考えている方は、この事を肝に銘じなければいけない。
同じことを既に書いたが、大会はゴールではなく、きっかけを作る種でしかない。
その種をどうやって育て、収穫し、そして広げるかが大事である。
現在、お陰様で色々な仕事をさせてもらえている。
その中でも世界大会の為に作った演目「七変化」のお陰で、沢山の素敵な仕事ができたのは間違いない。
世界大会と言うきっかけで、作品を作り、それをメディアに取り上げていただき、
それを観た視聴者から是非観たいと問い合わせがあり、その現場で見た方メディア関係者から・・・
そんなご縁で仕事が回っている。
20代に心血を注いで作った作品が、今の仕事に活かせているのは、その時、本気になったからである。
勿論これが全てではない。
マジックで仕事をすることには、多くのアプローチがある。
そもそも僕はニッチな市場の更にニッチな、手妻をしている。
これから何度も何度も大変な時が来るだろう。
明日仕事が突然なくなるかもしれない。
それでも高校生の時の僕が感じた思いを多くの方に届けたいと思う。
いつもどの時代でも、マジック文化にはその独特な仕掛けやタネというコンテンツのせいで光と影があります。
特に現在のようなSNSや動画配信サイトの隆盛にともなう、個人一人一人が情報発信者になれる社会の中では、その影が強まる傾向があるのもしょうがない。
それでもそれでもやっぱりマジックって楽しいよ。
僕はこれが仕事にできて幸せだと思っている。
さて僕がどうして手妻師になったか。
そしてその魅力って何かを伝えようとしての僕の人生を書きはじめたこのブログだったけど、
結論が「マジック楽しい」になってしまいました。
まぁ15年のマジック人生の内、プロの手妻師として活動してるのは半分もないからな。
今回僕の過去というか経歴をつらつらと綴ってきた。
稚文なのに時たまブログ読んでますという言葉を聞くと恥ずかしくも嬉しかった。
一旦、大樹マジック史は終わりにしようと思います。
僕は弟子修業中からずっと手妻でしか仕事をしていません。
だから今後は、書ける範囲ですが、手妻師が今までどんな仕事をどんな風にしてきたかを書いていければいいなと思います。
それにしても2018年2月20日に始めたこの企画だったけど毎日更新し続けて、約一か月半あっという間でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
明日からもこのブログは更新し続けますので、引き続きご贔屓の程よろしくお願いいたします。
※この記事は、「自分のための大樹マジック史」と題して綴っています。
スタートは、「自分のための大樹マジック史~人生初のマジック体験の記憶」です。
******<自主公演 完売御礼>******
代表作「七変化」を含む90分の手妻公演です!
これからライブ活動に力を入れていこうと考えています。
その第一歩の活動です。是非ご支援ご協力をお願いします!
<公演案内>
藤山大樹 江戸手妻~Japanese Traditional Magic~
日程 5月13日(日)
時間 開場 16:00 開演16:30 終演予定 18:00
会場 武蔵野芸能劇場 小劇場 (三鷹駅)
地図 http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/geinou/access.html
料金 先行販売 2,100円(2月14日~3月13日23:59)
前売り2,500円(3月14日~5月12日23:59)
当日 3,000円
(全席指定席)
<WEB購入方法>
以下URLから購入可能
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017vugzedmih.html
※クレジットカード対応
※チケットレスです。
※購入後、自動返信メールとは別に、座席番号をお知らせするメールをお送りいたします。
※上記WEB購入が難しい場合、振り込みによる購入も対応いたします。ご希望の場合はtaijyufujiyama@japanesemagic.jpにご連絡ください。
2018.04.14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 本のつもり
